【ダイソン】エアストレイト ストレイトナー HT01〔Dyson Airstrait™〕

〇風の力で乾かしながらストレートヘアにできる先進的な仕組み

　エアストレイトは、小型・軽量でパワフルなハイパーディミウムモーターによって、1秒間に約11.9リットル以上の空気を送り込むことができるため、最大3.5キロパスカルという強力な風圧で、濡れた髪を乾かしながら、同時にストレートに仕上げるのに必要な風量を発生させることができます。
　本体のデザインは、アームが２つあるV字形状で、アーム内側の端に沿う形で風を噴射する1.5mm幅の開口部がそれぞれに設けられています。髪を挟み込むアームの内側は、単純な平たいプレート構造ではなく、アーム内側の一方の端が、少し突き出たひさしのような形状のテンションバーが設けられており、髪を挟み込んだ時に2枚のプレート部分の間には、風や髪がまっすぐ通るような隙間ができる構造となっています。
　風の力でストレートヘアを実現する原理は、髪を挟みこんだときに、テンションバー部分に設けられた開口部分から45°の角度で下向きに高速の気流が噴射されます。その気流は髪を挟み込む形で両側から髪を乾かし、プレートの隙間で髪が整えられ、テンションバーが少し引っ張る形で髪が伸ばされることで、ストレートヘアを簡単に実現でできる構造となっています。

〇ボタン操作と本体動作について

⚫︎基本動作と各ボタン
　アーム側面には、「電源」「モード選択」「冷風」「風量切替」「温度設定」の5つの操作ボタンと、LCDディスプレイ(液晶画面)がありディスプレイで確認しながら設定をしていただけます。また、反対側の側面にはアームを閉じたままにできるロックボタンが設置されています。
　電源ボタンを押して電源をONにすると、数秒間のメンテナンスモードが作動し、最大風量でプレート面にあるほこりなどを吹き飛ばしてから通常運転が始まります。
　動作仕様は、アームが開いているときには、風量・風温が抑えられたアイドリング状態になり、アームを閉じることで、設定された風量・風温の風が出る仕組みとなっており、アームを閉じたままにすることで、タオルドライ後の濡れた髪をある程度乾かすドライヤーとしてもお使いになれます。

　また、アームを開いた状態で3秒使用しないで置いておくと、自動的に一時停止し、本体を動かすことで、再び作動するインテリジェント機能も備わっています。
　モードは、濡れた髪から乾かしストレートに仕上げていく「ウエットモード」と、乾いた髪を整えていくための「ドライモード」があり、温度設定はウエットモードが80℃／100℃／115℃、ドライモードが90℃／105℃／ﾌﾞｰｽﾄ(最大温度)と全6段階、風量は強と弱の2段階の調節が可能となっています。
　冷風ボタンは、スタイリングの仕上げとして冷風を髪に当てることで、スタイルを固定しセットを長持ちさせるのに役立つ機能として設けられています。
　
⚫︎詳細な動作設定
　エアストレイトには、「モード選択ボタン」を長押しすることで、設定をカスタマイズできる設定メニューが搭載されています。設定メニューにアクセスすることで、「アイドリング機能」のON/OFF設定、「自動一時停止機能」のON/OFF設定、「単位」で摂氏(℃)か華氏(°F)の設定、「言語設定」で日本語やそれ以外の言語設定、「出荷時の設定にリセット」などを使用状況に合わせて設定でき、自分好みの設定にカスタマイズが可能となっています。

〇過度な熱によるダメージを防ぎ、時短でより自然なストレートヘアを実現

　今までにない発想で作られたエアストレイトは、ヘアアイロンのような高温プレートで髪に直接熱を加えるのではなく、温風の力を利用して髪をストレートにするため、過度な熱によるダメージを抑えることができます。

　さらに、内部に搭載された”インテリジェント・ヒートコントロール“機能が、毎秒約30回も温度を測定し、ヒーターをコントロールして、温度を一定に保つ設計となっており、温度が上がり続けることを防ぐことで、過度な熱による髪のダメージを軽減できるようにもなっています。
　髪の毛は濡れた状態だと髪内部の水素結合が切れている状態です。この状態から乾かしながら形をまっすぐにし、水素の結合が固定されることで、過度な熱を加えなくても、風の力によってサロンでブローしたかのような、なめらかでツヤのあるストレートヘアにすることができるのです。
　また、濡れた髪からドライとスタイリングを同時に行うことができるので、時間を平均で8分も短縮してストレートヘアを実現できます。